やっぱりピアノ協奏曲は



楽しいのよね💗



いきなりですが、ピアノ協奏曲を課題として渡した生徒さんは、ほぼ確実に次のレッスンでその曲からレッスンを始めたがることが多いです。


なぜって?やっぱりピアノ協奏曲は楽しいんですよ。
ピアニストほど協奏曲をあまり勉強しない器楽奏者はいないでしょう。
まあ確かに、演奏する機会がほぼない、と言うのが一番の理由ですが。

他の器楽奏者は必ず協奏曲を勉強しています。
オーケストラと共演する機会がなくても必ずレパートリーに入っている。いわば、ピアノの伴奏で演奏する機会が試験なりコンクールなりあるわけですよ。


でもピアニストにはその機会が本当に少ない。
そして、独奏曲のレパートリーがあまりにも広範囲なのでどうしてもそちらに偏るんですね。
それはとても残念なことです。
ピアニストほど協奏曲を勉強するべき、だと私は思っています。


アンサンブルの勉強になるし、なんといっても独りよがりになりがちなピアノ奏者に必要な要素が詰まっている。
そして、勉強を始めるとこれが楽しいんですね。
楽曲の規模が大きいと言うこともさながら、ソリスト❣️という感覚がやっと味わえるからでしょうかね?


今日の我が家ではグリーグのピアノ協奏曲がサロンから聴こえています。
他にはモーツァルト、アレンスキーなどが近々聴けるはず。
楽しみ💗




ちなみに↑写真は私がチャイコフスキーかシューマンだったかな?のピアノ協奏曲を演奏した時のリハーサル風景です。



ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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