トリノ鑑賞室〜ラテンとゲルマン2


ラテンとゲルマンもシリーズ化するか?


今日はモーツァルトのピアノ協奏曲をラテンとゲルマン系のオーケストラ&ソリストで聴き比べました。
ラテンはミラノスカラ座管弦楽団、指揮はムーティ、ピアニストはポリーニ。ゲルマンは前回同様ベルリンフィルでカラヤン、ピアニストはワイセンベルグです。



これはまた対照的でしたね〜


ラテンイタリアの演奏するモーツァルトはとにかくエネルギーに溢れて、一音一音がキラキラ、モーツァルトの音の遊びに圧倒される衝撃的なくらい前に出る演奏でした。終楽章のテンポ設定はこれは指揮者の意思なのか、ソリストの意思なのか?と思うくらいジェットコースター並でしたけどね😅

そしてカラヤン指揮するベルリンはアカデミック。でもそれよりも驚いたのは、2楽章になっていきなりピアニストがカラヤンになっているではないですか⁉️ピアニストはその横に座って聴いている。一流ピアニストですよ⁉️
なぜ?なぜ?なぜ??????
自分で弾きたかったのだろうか?正直私がいう立場では全くないけれども、なんの意味があったかもわからない演奏でした。



どちらも素晴らしいオケに指揮者、ソリストです。
でも、2楽章だけソリストを横にするって、、、どう思います???







ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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