成長する



こんにちは。
日本はGWも過ぎ、またしばらく祝日のない日が続きますね。
こちらイタリアでは5/1だけ勤労感謝の日で、それ以外は平日だったのでいつもと何ら変わらずの毎日を過ごしています。


さて今日のお話。
成長する、ということ。


成長する時ってどんな時でしょうね?
私の場合は成長している時は一番辛い時だったように思います。
ちょっと例外かもしれませんが、病気になって入院した時、ベットの上でひたすら楽譜と睨めっこしていました。
その後、実際にピアノに触れて勉強を再開した時、自分の音楽の在り方を見直した記憶がありますね。


一般的な感覚で言えば山登りと同じ感じです。


登山中は途中で息が切れてもうダメだ〜とか、辛いですよね。
そして登頂したその時に、想像以上の絶景や達成感に喜びを感じるわけで。


音楽界で例えると、今やコンクールがビジネスとしてわんさかあります。
コンクールで結果を得た時、その時に成長しているわけではないですよ。
重要なのはそこまでの過程。

叱咤激励を得ながら、自分であーでもない、こーでもないと積み重ねているその時が成長しているのだと思います。
結果が自分にとって達成できなかったとしても、それまでの過程で得たことは積み重なっていきますよ。


大切なのは、自分と、自分の姿勢。
自分の知らない世界を探すことは容易ではありません。
でもね、同じ角度で同じアプローチをしている限り、成長はないということ。

探し続けること。
例えるならば、自分の理想の真逆をも知る、ということです。
勇気を出して、新しい世界を見つけてみてください。


Growth is often a painful process 😉











ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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