オーケストラを聴こう!
いつものように朝食時にクラシック専門ラジオをつけた。
あれ〜?どこかで聴いたけど、何か違う?と思ったら、シューマンの謝肉祭をオーケストラ版にした物だった。編曲したのは、リムスキーコルサコフと、リャードフ、グラズノフ。
一言面白い!
オーケストラになった途端に色彩がどうのこうのという当たり前なことではなく、作曲者そのものが取って代わるように聞こえる箇所がいくつもあった。編曲で音は変わっていない。使う音が違う楽器になるだけで世界が一転する。
ここはガーシュインの巴里のアメリカ人みたいだ、とか、
あれ?チャイコフスキーにこういうのあったよね?とか。
同時に、ピアノで弾きながらもここはオーケストラだったらオーボエだな、と思っていた箇所はまさしくオーボエでどんぴしゃりだったり。
オーケストラになるとこのテンポで演奏しても騒がしくないんだ、とか、これはオーケストラだとパートが幾つにも分散されるので演奏しにくいだろうな、、、とか。
それにしてもこのシューマンの謝肉祭はいろいろな作曲家が編曲している。それだけオーケストレーションを想像させる魅力があるのだろう。
どうしてもピアニストはピアノソロに偏る環境にある。
オーケストラを聴くことで学ぶことは計り知れない。
自分がオーケストラでハープを演奏していた時のことが、まるで別の人生でのことであったようにさえ感じる。
オーケストラって楽しい😊
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