古本の愉しみ


今日は楽譜屋さんに行く用事があって、そこで見つけたレアな古本をゲットしました。



古本といえどもこれは中古本ではなく、1900年初期に出版された古い本という意味です。


内容は1800年台終わりから開催されたトリノでの演奏会プログラム!


面白くて、こういう本大好きです❤️


トスカニーニがとにかく沢山のコンサートを行なっていて、トリノに住んでいたの?とききたくなるほど。

私がたまに日本の演奏会で紹介するマルトゥッチやカゼッラなど歴史上の音楽家達もずらり。


またピアノリサイタルとかこれがまたすごいプログラム⁉️
今時じゃ絶対有り得ない〜と思うレパートリー!
世の中の時間の使い方が現代のようにスピーディーではなく、その時その時を愉しむ、そんな芸術との共存であったのだろう、と感じます。


最後にこの古本の写真を、、、


こうして折り畳んであるページの上側と開き側両方を読む人が切り離すことで本になります。


こういう作業がこれまたワクワクする古本の愉しみです♪




歴史を紐解く。
こういう経験、インターネットではこの面白さは味わえないんですよね。









ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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