空気替え



そう、



私の場合、空気を変えるのはイタリア🇮🇹と日本🇯🇵の行き来であります。


日本にいる間に何をどうしているわけではありませんが、イタリアに戻った時にその“空気替え”に気づく。



イタリアに戻る飛行機の中でさまざまなアイデアや指標が明確になり、こちらへ戻ってスイッチOn!となる。



最近わかりました。
私は今の日本には住めないな、とね。


圧倒的にイタリア生活が性に合っている。


日本にいると自分を見失う。
いとも簡単に。



何も新たなことを生み出す気持ちにならない。




これほど我祖国日本をこよなく愛していても、行き来するくらいが自分にはちょうど良い。




日本に住んで数ヶ月になる主人の生徒さんと東京で会った。
彼は以前日本に住んでいたこともあり、今回の日本への転勤が決まって喜んでいた。
なのに、会ってみるとそれは変わっていた。



彼は私と全く同じ感覚でいた。




何がどうこう、と具体的なものではないが、常に常に後ろから押されて、自分のペースが潰されていくような想い。
特に都会に住むと感じる、自然との距離。
圧迫された空気。
流れ去る時間の速さ。



自分が求めていたあの心地よさを見つけるのはほぼ皆無である。




まあね、郷に入ったら郷に従え、とはよく言ったものです。
そこで違和感を感じるならば、見極めて離れれば良い。
それだけ。



ただ、それができるかできないかはまた話が変わってくるわけ。。。





↑横浜にあるとあるお店。
元々はドイツビールを提供するお店で、店内もどことなく日本らしくない。
そして、そこの照明の光や、スペース、何気ないことが心地よい。
私が学生の頃から何度も行った店。


空気かな?やはり。





ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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