19世紀の大衆音楽?




こんにちは。
ここ1-2週間、ピアノを弾いて勉強することを控えめにしています。



理由は、主人が明後日と来週にリサイタルがあるので、彼が勉強している時に他の部屋からの私の音で気を紛らわさないためです。



ということで、彼の勉強している部屋の正反対の位置にあるキッチンにいることが多い私です。


そこで聴こえてきたのは彼が左手だけで弾いているショパン。
あれ〜〜ショパンってこうして聴くと、今時のテレビドラマに使われるような和声進行を19世紀にすでにしていたのか?そりゃ〜人々の心に訴えるわけだ〜って思いました。




当たり前のように普段弾いて、聴いているショパン。分解して聴くといろいろ発見がありますね。


つまり、人間の喜怒哀楽を音にそのまま乗せたらショパンだった、、、という感じ。




6/17東京リサイタルで私もショパンをプログラムに入れています。曲は違いますが、実は私も今回感覚が変わってきて、そこから生まれる新たなメッセージが楽しみであります。
何度となく演奏しただろう?今回やっとその殻から脱皮できたら面白いな、、、と思っています。




大衆音楽とは。
人の心に近く、共感する響き、言葉、言い回し、身近な音楽ではなかろうか?と思います。




しばらくショパンに興味が薄れていましたが、いざ演奏するとこの作曲家がなぜ世界的に愛されているのかがしみじみわかる。




人間感情に限りなく近い動きに共感し、そこに価値を見つけ、その上に自分を乗せた夢を見るという願望になるのだろう。











すごいよね、ショパンって。









ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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