ストリートピアノから




絵画的な夕空は、ホールから出てきたあとのご褒美。



いつもホールやサロン、会場内で弾くことばかりですが
日本のテレビで放送している
「空港ピアノ」など観ていて気づいたことが。




ストリートピアノは必ずしも良い状態ではないです。
でもそこで確実にわかるのは



一人一人の音の違い。




瞬時に、見事に異なるピアノになる。




こんなに多くの音色があるんだ。




ピアノを学んでいる人は、時としてとらわれている気がする。
気付かぬうちに自分の知っている音色だけで演奏してしまう。
無意識にね。



でも、それもその人の音なのです。
だからこそ他の人との違いがあり、違う表現になり、違う曲になる。


同じ曲が。




今日も私は演奏会へ行く。
新しい、知らない音を聴くために。







ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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