教えて気づくこと




こんにちは。

音楽家の純子マッサーリア

Junko Massagliaです。




よく名教師と名演奏家は別物だ、と言いますが

確かに、そうかもしれません。

もちろんのこと、どちらも兼ねている方もいらっしゃいます。




でも、難しいですね。




私の場合、自分がレッスンをする立場になって『あっ!?』と気づくこと。

結構有ります。



自分で主観的に演奏している時には寄せない”耳”が働くのでしょうね。


そういう時には、後から復習してみることがとても大事になります。

その時の感覚だけに頼ってしまっては、再現することは難しいです。

理論的に、実践と結びつける。



この間行ったマスタークラスでもある質問を受けました。

『先生のその自然にゆれるルバートはどうやったらできるようになるのですか?』



うーーーーん、正直、今でもはっきりと”こうすればいい”と答えることはできませんでした。



確かに、昔自分がやっていたようなルバートからはだいぶ進化した気はしています。

でも特にルバートとかは経験も関係してくると思われます。

これまでに弾いた曲から、又は他から聴いて学んだものから、、、とさまざまな要素で。

それでもレッスンをしていて技術的に説明をし伝えられる時もある、ということが最近わかりました。(軽井沢マスタークラスの方、すみません〜今だったらちょっとマシな説明できたかも?)



たったの数週間での変化なのですが、これだから音楽家は常に『学び』なんだと思います。



明後日にはコンサートで協演する予定です。

そういうアンサンブルも実は学びの機会になるんですよね。



ピアノ弾けるうちに弾いておこう。








トリノ、もうすぐ38度です。





木陰、とはよく言ったものだ。

温度差に救われます。






ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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