コロナウィルス2



イタリアのローマにある国立サンタ・チェチーリア音楽院の院長の発令が議論を呼んでいます。


日本の方からこのニュースを聞いたのですが、アジア系の生徒にしばらく病欠扱いでレッスンをしない、というもの。



なんじゃそれは⁉️



これには教師や生徒からかなりの抗議が出たようです。
当たり前だわな。
確かに、暦上の年末年始で中国に帰った留学生たちもいるかもしれないけれど、イタリアにずっと残っていたアジア人生徒たちの方が多いのでは?
それを、コロナウィルスがイタリアのローマで発症者が出たからってアジア系のみをレッスンしないって、それ変ですよ。


ローマで発症者が出たということは、ローマにいる全ての交通機関や人の集まるところにいる人は皆同じ危険性があるということなのに、なぜアジア系生徒だけがレッスンを受講できなくなるのか?



院長は中国人の生徒たちを守るため、などという発言をしたようですね。
この人、把握してない非文化人じゃないの?と思ってしまう。





念には念をということもわからなくはないけれど、でも、ちょっとこれは違う意味で差別です。
中国に出稼ぎに行く西洋人が、今どれだけいることか。。。。




ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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