トリノ鑑賞室〜ショパン




何をしているかといいますと、我が家にある何百というカセットテープ。
古いものが多いのでたまに修理する必要が出てきます。
このテープは何十年前のもの???というくらい昔の録音、しかもこういうのに限って素晴らしい収録が残っています。



修理をした後に試しでステレオでちゃんと聴けるかテストします。




夜中1時過ぎだったのですが、、、、、




聴かなきゃよかった。。。



と後悔するほど素晴らしいショパンのピアノ協奏曲1番。
ピアニストは世界的にはリスト弾きというレッテルがバッチリ貼られている方ですが、とんでもない。。。
なんというショパン😭



その感性の繊細さは、ここ何十年とお目にかかったことのない(多分今後も聞かないだろう)美しい脆さ。
もう言葉が出なくなって、こりゃ寝付けないな、、、と後悔したわけです。



現代の感性と何が違うのだろう?
聴くところが違うんだなぁ、きっと。



実は私、ショパンのピアノ協奏曲1番、あまり好きではなかったのです。
それもあって2番のみオーケストラと演奏したことがありますが、こうやって1番を聴くと勉強いつかしよう!と思わせてくれる演奏でした。




あーやっぱりショパンってピアノの詩人だ。








ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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