今日は秋らしい日和です。

窓の外を眺めていると、そこにヒラヒラと見事な模様の大きな蝶が舞っていました。




我が家の前にある柿の木。
先週たわわに成っていた実はほぼ落ちて、数少ない落ちなかった熟れ柿に留まった。


アゲハ蝶。頑張って生きているんだね。


蝶ってサナギから蝶へ孵れば「美しい」と人は口を揃えていうけれど、サナギの時や芋虫状の時にその姿を愛でる人はあまりいませんよね。
私も以前は虫類はあまり好きではなく、興味も持っていなかったのですが、イタリアの家でカタツムリを飼い始めてからは少しずつ虫たちへの見方も変わったような気がします。


小さな彼らの世界で、自然に沿って慎ましく生きている。


その成長の変化を見るのは意外と面白いものです。


人間も同じじゃないかな?と思います。
人それぞれ生きる時間は異なるけれど、芋虫時代、サナギ時代、蝶の時代、ってそれぞれにあるんじゃないかな?って。



蝶になれてよかったね。
蝶になれないサナギもきっと数多くいるんだろうから、君は幸せだね。



普段気にも留めないものから得られるインスピレーションを大切にして生きたいですね。












ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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