ショパンコンクールを観て聴いて


こんにちは。
大変ご無沙汰しておりました。


ついにショパンコンクール終わりましたね。参加者の皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました♪
さまざまな意味でものすごいいい勉強になりました。
ショパンばっかり聴いて異常に疲労したのも正直なところありますが、それよりも学ぶことが沢山あって、全てオンライン鑑賞できるのは有り難かったです。
とはいえ、まるで自分もその場にいるような緊張のしっぱなしで、身体がガチガチに固まり、本当に疲れました😅


本選では12人のファイナリストが全員ピアノ協奏曲を演奏するのですが、ふと自分がイタリアでのショパン国際ピアノコンクールを受けた時のことを思い出しました。

本選で私は2番のコンチェルトを演奏したのですが、2楽章の管楽器との掛け合いでフルートが落ちて(😳)、それで気が一瞬取られ左手がすっぽ抜けた、苦〜い記憶が蘇りました。結果は2位。
今回のショパンコンクールで2位になったガジェフでさえもオケとの問題が見受けられましたね(彼も2番のコンチェルトでした)。

そういうのもあるのがコンクールなんですね〜。
どれだけ準備したか、どれだけ詰めてきたか、どれだけ仕上げてきたかとは関係ないことで生じるアクシデント。そういう観点から見てもコンクールとはさまざまな要素で結果がついてくるものです。


しかもショパンコンクールともなれば参加者の気持ちのモチベーションや、精神的な圧力との戦いでもありますね。
本当に頭が下がる思いで観させていただきました。



学びは永遠だ。
学びは尽きない。



入賞された素晴らしいピアニストの方々に、祝福を!
そして、素晴らしい演奏をありがとう✨✨✨





ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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