赤ワインを飲んで臨んだ本番



昨日はオープニングコンサートで無事演奏してきました。



そう、コンサートは夜の20:30から始まります。
私が会場へ入るのは19:45になっていた。
ちょっとだけピアノの状態を見極めあとは本番。


午前中までは良かった。
問題は夕方から起きた。




如何にもこうにも体が動かない、、、と思ったら低血圧症を起こしていた。
それに追い討ちをかけて、左脚が腰から爪先まで全く動かなくなってしまった。
激痛で涙は出るわ、呼吸はできなくなるわ。
どうにかして台所へ行き、まずは水分補給。

それでもどうにも改善しなく、体がとにかく力が入らず立っていられずにベットへ。


普段演奏会前は私は食事を取らない。
が、今回は何とか血圧を上げないと動けないため、軽くではあるが家を出る1時間前くらいに食する。



生ハム
パルメザンチーズ
タラッリ(プーリア地方の固いパンみたいなもの)
砂糖を溶かし入れた赤ワイン


である。
普段からアルコール類は一切飲まない私ですが、低血圧の時はコーヒーデミカップで砂糖をわざと入れて薬代わりに飲む。


お陰様でしばらくすると体が動くようになり、本番の時には笑えるほどにリカバリーした。


でもワインであることに変わりはなく、体は熱く、赤く火照っていた。
水ではどうにも改善しないんだから仕方ない。




この体、どうにかならないものかね。


***

本番の会場内にある歴史的建造物は1200年台のもの。素晴らしいのでちょっと紹介します。

ここは一般に解放されず、出演者の出番待ちとして使わせてもらいました(なんと贅沢な)。



ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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