ピアノピアノピアノピアノ


イタリアの我が家には4台のピアノがある。
グランドピアノ2台🎹
アップライトピアノ2台🎹


普段は使うピアノがほぼ決まっていて、レッスンはスタインウェイのグランドで、もう1台のグランドピアノは歴史的な年代なのでほぼ使わず。自分達の勉強用はアップライトピアノであります。

グランドピアノで勉強することは全体の10%くらい。


ということで4メーカーのピアノがあるわけですが、私の勉強用はヤマハのアップライトピアノ。ソステヌートペダル付きなので現代物でもしっかり対応できる。
反して主人の使うアップライトピアノは今では存在してない(?)メーカーで、鍵盤の間隔もやや不揃いになっている。ソステヌートペダルなんてあるわけもない。


今日ふと思いつき主人のピアノで弾いてみた。




これは、、、、、




主人に言ってみた
「今後私もこのピアノで勉強させてもらっても良い?」
主人は悪戯っぽい視線を私に向けて答えた
「“たまに”だったら良いよ」



これは価値あるわ。



新曲を練り上げている時、自分のピアノ以外で弾くとあれ?ってなることないですか?

自分のピアノだけで弾いていると、ピアノの癖や自分の癖がいつのまにか共鳴する。
なんというか、ピアノの反応を自分がいつの間にか体で知って、音や響きに化学反応を起こす、そんな感じ。
そんな時に他のピアノで同じことをするとボロが出る。つまり化学反応が異なるのだ。新曲だと尚更で。



先日用事で訪れたピアノ屋さんでどうにもしっくりこなかった新曲。
この骨董品のようなアップライトピアノで磨くと変わる、そんな直感を感じた。



たまに




拝借願おう🙃



↑こちらはスタインウェイをイタリアのメーカーが特別仕様で仕上げたピアノ🎹





ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

0コメント

  • 1000 / 1000