小さな村にも




イタリアで驚くことといったら、どんなに小さな村や町でも、芸術に溢れていること。



住民人口2000人代のこの町(というか村)にふらっと寄った。
そこには1600年代に建設された教会があり、その中に入ってため息が出た。

カトリックが主流であるイタリアの教会は、宗教の権力を示す黄金に装飾された眩い内装の教会が多々ある。
ところが今日の教会は一番最初に目に入ったのが柱である。


このような柄を模様として描いている柱は、あまり見たことがなかった。
またその他の装飾方法もゴシックのようでいてそうでない、なんとも素敵じゃないですか。




初めて訪れる町や村では可能な限り教会に入るようにしている。
イタリアそのものの、またその町の歴史や生活が見えるから。





それにしても、教会は入ってみないとわからない。外観は至って質素で自己主張しない建物に見えるのに、中は一つ一つの装飾が語りかけてくる個性を持っている。




今日もタイムスリップしたような空間を味わうことができました。
ありがとう、イタリア🇮🇹







ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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