3/20世界、幸せの日!🥹

今日3/20は、世界幸せの日だそうですよ。



昨日は父の日だったので、集客は難しいだろう、、、、と思っていたらとんでもない!?
ほぼ満席近い会場となりました。ありがたいことです🙏アーメン。。。。


昨日の記事でもお話しした通り、搬入するはずだったファツィオーリを入れることができず、結局会場に常設してある19世紀のピアノで演奏しました。
写真をよーく見るとお分かりかと思いますが、足の部分に現代ピアノのように車輪が付いていないので、このピアノは据え置き、になります。ただそれだと移動が大変だというので会場側が取り付けたのが、



でっかい車輪🛞




一つの足に3つの車輪がついたいわゆる移動する時のものです。

ただ!!!

その足が固定されているのでペダルの位置が10cmくらい浮いてるんですよ。なので、ペダルの下にその厚みの台を置いて、その上でやるという、、、初めての体験でした。
バッハだったから良かったかと、、、、



まあでもね、できる状態でやるしかないですからね。
逆にこの古いピアノの音色で十二分に遊ばせてもらいました。



先月の日本でのスタインウェイで演奏したゴルトベルグとはまた全く違うアプローチになりましたね。
それでも楽器から最大限のさまざまな音色を引き出して演奏したので、これはこれで面白い貴重な演奏の一つになったと思っています。



アンコールで別のバッハと次回日本で演奏する曲を一曲お披露目しました。
これがまた面白くて、このピアノだとこんな表現できるんだ〜⁉️とその空間を味わい愉しめました。
19世紀末のピアノでその時代の曲を演奏するのは、なんとも言えない醍醐味があります。



あとはね、会場ですよ。
コンサートホールにはない味があるんです。
計算された音響とかはありません。
でもチャペルだからこその独特の響きがあり、会場の空間と楽器、奏者のことを包み込んで一つにしてくれる。
これはホールでは絶対に味わえない「特別な味」です。


そしてその演奏は場内マイクで音が拾われ、修道院の中の別の階全てに流れているんですって⁉️
知らなかった!
ウクライナ🇺🇦からの移民難民の方々も、人目には触れずに各自の部屋で演奏を聞いていたんですって。
へえ〜やはり教会の思考ってすごい。
つまりラジオ放送のように広い広い修道院の中に生演奏が流れていたというわけです。
ありがたいことですね🙏




たくさんの身に余るありがたきお言葉を頂戴しました。
感謝でいっぱいです。




音を介して精神を自由に放とう。






さあ、次へ向かおう。








ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

0コメント

  • 1000 / 1000