身近なオペラ



先日、午前中だったかな?パエジエッロ(カタカナ書きができない🥲)のオペラ「ニーナ」↑(写真)がテレビで放映されていました。同じ日の午後にはレオンカヴァッロの「パリアッチ」、夜にはプッチーニの「トスカ」という大判振る舞い。




イタリア🇮🇹だなあ〜〜〜😏




しかもスカラ座の公演よ?イタリアに住んでいてオペラの身近さを強く感じますね。



にしても、この「ニーナ」オペラブッファ(喜劇オペラ)なので、見ているだけで面白い🤣いや、本当に動作まで面白いんです。
そしてこの時代のオペラはセリフを“喋る”んですよ、本当に。演劇の役者のように。
いや、これって歌い手さんにとって全く別の作業ですよ。モーツァルトとかのオペラなら話すと言ってもレチタティーヴォですから、話すと言ってもどこかに基本の音程が存在している。ところがニーナは本当に「話す」部分が多々出てきます。



歌うことでオペラハウスに響く声量を持っている歌手たちが、
話す、という基本中の基本をオペラハウス全体に届くように発声しなければならないだなんて、本当に頭が下がります。



でも今は亡きディースカウと学んだ時、彼の声は話している時でもその大きな会場の隅々まで届く声の「筒」を持っていた。つまり、舞台で通る声を持っていたということです。
普通にプライベートで話す時は普通のトーンで話しますから、柔らかく紳士な声でしたよ。





ああ〜オペラ、大好きだわ❤️
ピアノ弾きじゃなかったら歌い手でありたかった。。。。







ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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