儚い


散歩道に咲いていた。




あまりの美しさに目を奪われ、写真の後にその感触を味わいたくて主人が触れた途端、儚くその形を無くした。



人間の想像以上の脆さ。



でも、この一つ一つが風に乗って自分たちの種を残していく役目を持っている。



これってすごくない?



自然の中の生き物は、誰に教わった事なくその術を知って生まれ、終わりを迎える。




人間は?
ある日、死を迎えるためにその命は生まれる。




それが宿命。



全ての生命は儚い。
だからこそ尊い。






自然界はいつも私たちに何かを教えてくれる。









ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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