コンフェレンスコンサート



今日も主人のコンサートでした。↑リハーサル中


この素晴らしいVillaは写真を見てもお分かりのように、天井は高い、石造りというものすごい残響のある会場です。ここに常設してあるグランドピアノは小さなピアノであるにもかかわらず、会場いっぱいに広がります。



こういう時にプロとしての経験が影響してくるんですね。


ショパンの革命のエチュードを弾いた時。
私が注目していたのはペダルでした。

そうしたらなんと⁉️ほとんどノーペダルで弾き切っていました。
すご、、、、、、
いくら残響があるからといって、当日本番にいきなりペダル無し、でするのは結構度肝抜きます。
リハーサルでは一度も弾いてなかったですから。。。


コンフェレンスコンサートというのは、それぞれの曲を説明をしてから演奏するコンサートです。つまり、私がいつもリサイタルでMC入れて弾くような感じですね。



↑本番で説明中。


いつも自分がやっていることですが、いざ自分がお客様になって説明を聞いてから聞くと、聞き方が確実に変わりますね。
1番最初に演奏したB.ガルッピのソナタ、説明の後だからこそホントだ〜と思うことや、なぜバロックや古典のイタリア音楽が他国(ドイツ、オーストリア、フランスなど)と違うのか、何が違うのか?というのが音を通してよくわかりました。


クラシック音楽って一般の方は、敷居が高くて、難しいからわからない、、、と言われることが多いですね。
でもこうして説明して、身近に感じることで音楽って聞き方が変わります。
そういう観点からも、コンフェレンスコンサートは良い形式だと思いました。




今日もありがとう😊🙏







ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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