見る、見ない
こちらへ戻っても
仔猫の銀吉のことが頭から離れない。
携帯に新たなメッセージが入るごとに
どきっとする。
良いメッセージだろうか、
もしくは、、、。
先週末、演奏しなければならなかったのだけど、
その時点で演奏直前まで銀吉について実家とメッセージのやり取りを交わしていた。
気が気でない、とはまさしくこのことだ。
でも、
それを理由に演奏がぶれてもいけないから
出来うる限り集中した、つもりだった。
一人になると涙が溢れて止まらない。
まだ闘いながら生きているのだもの、
気負けしないためにも、
気を紛らわすように人と話した。
でもさ、
限度ってあるよね。
たかが猫のことで、
たかが犬のことで、
たかがカタツムリのことで、
って思うかもしれないけれど、
こればかりは飼った人だけがわかること。
家族の一員同様なんだもの。
しかも言葉を交わせない分
痛々しい。
可愛く、無邪気に走り回っていた10日間が
妬まれるほど
脳裏に焼きついている。
神頼み。
今はそれしか私には出来ない。
無力だ。
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