パン🍞
よく文化について思うこと。
食って文化ですね〜
しみじみ思う。
この写真は今日のおやつで手前のサラミと一緒につまんでいたのですが、
こういうパン🍞が日本には
ない。
ありません。
なぜって、文化だから。
日本の食文化が西洋に影響し、今となっては世界中の料理が食べられる国、日本。
嬉しい反面、
それらの元の国の文化は
日本風に変えられていく。
日本のパン屋さんは
あれ日本独特の文化ですね。
惣菜パンから菓子パン、
でも写真のようなパンそのものにお目にかからない。
そして日本人好みの味覚に合わせ
パンに牛乳入れたり、卵が入ったり、
砂糖がふんだんに使われ甘くなり、
バターたっぷりのコテコテパン、
しまいに1番私が嫌いなのは
もっちりパン
。
おい、餅じゃないぞ、
どっちかはっきりせい!
と言いたくなる。
ふんわりもっちりは最悪だ。
半生かい?と突っ込みたくなる。
パスタだってこんな風に
「すごい!麺がもっちりしてます!」
なんて喜んでリポーターが紹介している姿は
なんとも。。。
でもね、わかるわ。
立ち食いそばのある文化が日本である。
パンが「他の食に添えるパン」だけだったら
日本の生活文化には取り入れられなかったのだよ、と。
なんかわけわからないこと言ってるね、
わたし。
文化って
言葉で
知識として
知ることではないのだよね。
身をもって知るのが文化である。
何十年とイタリアに住んで、
この数年よ、
身をもってさまざまな「文化」を
知ったのは。
やっと少しずつ西洋文化が
齧れてきたのかもね。
文化って、パンって、
人類の歴史だ。
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