一変




こんにちは。
音楽家の純子マッサーリア
Junko  Massagliaです。




今度の日曜日は、4月から始まったシーズンコンサートの最終回。
主人のピアノリサイタル🎹でこの会を閉めます。




彼は私と全く違うタイプのピアニストで、
どちらかというと私もなんちゃって完璧主義者ですが、
彼は根っからの本物の完璧主義者。



こだわるところが違うのです。



音のミスとかの完璧主義ではなく、
もっと深い部分で「こうあるべき」という彼の中の理念が
自分で納得しないと




大変なんです。




ここ1週間、私、まったく音出しできません。
彼のアンテナに引っかかって邪魔してはいけない、
と考えると
能天気に勉強する私の音は聴かせちゃならん!と
思っちゃうのです。



下手すると口も聞けないくらい
神経が鋭くなっていて
軽々しく言葉を発せません。



ようやく禁煙できたか、と思った主人でしたが
今日突然難しい顔をしてキッチンに現れたかと思ったら
タバコに火をつけていました。



相当苦しいのだろうな、

と察します。






こうなると慰めるとか、適当に「大丈夫!どうにかなるよ!」
なんて絶対に口に出せません。


禁句ね。



なんかね、同じ家にピアニストが2人いるって、
いい時もあり、
でも悪い時もあり、
です。




私は自分の次の本番が来月なので、
彼のリサイタルが終わったら勉強に入るかな。




演奏後に笑顔が見れますように。



黙って、
応援するのみ。








ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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