KAWAI



こんにちは。


今日はコロナ禍になってから全く訪れていなかったピアノ屋さんに行きました。
約2年位経つかな?以前はスタインウェイとヤマハの取扱店だったのが、スタインウェイとカワイになっていました。


私はなかなかカワイピアノを弾く機会がないので、今日は2m弱のShigeru Kawaiを試弾させてもらいました。


手の中に感じるアクションが全く違いますね。なんと表現したら良いかしら?コロコロ弾く感じ?
鍵盤は柔らかく、軽やかで、連打がやけに楽に弾ける。

へえ〜。


ここのところスタインウェイやファツィオーリのセミコンサート級の大きさをよく使っていたので、なんとも良くも悪くも簡単に弾けるピアノだなぁ〜と感じました。


欲を言えば、音の鳴りのバランスが浅く感じました。立体的に作りにくいという感覚。
低音-中間-高音の味があまり変わりなく、その味の異なるものを重ねることで出す立体感が感じにくい。
逆に言えば、全体に混ざり合わないことでクリアな響きがいつも鳴ってる感じ、というのかな?
もっと大きなモデルだと違うのだろうな、と思いながらも楽しんできました。


ピアニストはよほどでない限りそこにあるピアノで演奏することになるので、たまに別のピアノを弾いてみるのは良い経験です。今回思ったのは、鍵盤の反応が非常にニュートラルで、日本らしいピアノだな、と強く感じました。



個性が強すぎない、そこが個性。



良い経験でした。




帰り際に主人がパラパラ〜と演奏すると、これまた麗しい音が鳴りました。
撃沈。。。。。





まだまだ、学ぶことがありすぎだ、、、勉強します。








ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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