難関迷所/滞在許可証申請クエストゥーラ〜その1




もうココ何年もイタリアでの滞在許可証の更新の必要がなかった私。
無期限であるカルタソッジョルノという永住権みたいなものを発行されてもう数年。
パスポートの更新でナンバー更新などする以外は必要ではなかった。









その平和が崩れる。
今年度2023年8月3日〜この許可証が変わる。
なんのせい?
そりゃ欧州の他国に合わせた電子カード式に変えるから。





確かに、欧州で家族用永住証が紙式なのはイタリアくらいで、数年前から電子カード式に変わっていった他国で、日本に帰って戻ってきた際にこの紙の書類では「通じなく」、欧州には入れなくなって日本へ送り返された人が多数、という珍事が数多く起きた。

によって、イタリア在住者の家族滞在許可証を電子カード式にしてくれ!という声が在伊外国人から上がったのだ。
まあ、当事者としては当然だわね。イタリアという「国」から正式に認可されているのに、シェンゲン圏内を通ることで問題になって戻れなくなるなんてこっちの知ったこっちゃないひどい話よ。



で、重い腰を上げて今その更新手続きを始めたわけです。
がね〜、イタリアという国は州で、県で、市で、色々と必要書類から手続き方法まで全然違うわけですよ。

ここではわたくしトリノのことを書きますね。



2023年3月末現在

 カルタソッジョルノ モティーヴォ ファミリアーレ 無期限 紙式から電子カードへの切り替え

 トリノのクエストゥーラのWEBに出ているように、直接移民窓口に行くか、郵便局のKITで申請可能

 窓口では出来ません

 “この場合はKITで申請するんだよ”と追い払われます。
 時間の無駄なので窓口での申請に無駄な時間をかけないでください。





今はネットで調べればなんでもわかるから!なんて言っている人はイタリアには住めません。

続きはまた後日〜その2に。










ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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