国が、文化が、構えが
こんにちは。
音楽家の純子マッサーリア
Junko Massagliaです。
私は自他共に認める
相撲ファン
であります。
日本滞在中が大相撲場所最中であれば、観れる限りテレビの前で応援しています。
ちょうど、昨年は秋から滞在していたので、安青錦の決定戦も見ていました。
今日も偶然テレビをつけた時に、安青錦の立ち合いでした。彼を見て思うのは、ウクライナ人だな〜という立ち振る舞いです。
立ち会いの時に見せる表情、まさにその表情がウクライナ人だと思うところ。
表に自分の感情を出さない。
日本人も感情を表に出さない人種としてとても有名ですが、ちょっと訳が違う。
私がイタリアで勉強していた先生の一人はウクライナ人でした。
そして、多くの同門下にウクライナ人がいて、特に男性の表情にはそれを感じることが多々あります。
そして演奏に関しても面白いことを言っていました。
表面に感情が高まっていることをみせるな。
この安青錦を見ると、全くその通りだ、と思ってしまいます。
彼の表情からはみなぎる闘志やプレッシャー、気負いも必要以上の気合も表面に出すことはない。
ただただ、自分の中で集中しているその表情は、何度見ても自分の恩師のことを思い出さずにいられません。
それにしても、相撲って力士以外の多くの役目の方々で成り立っています。
その中で今日思ったのは弓取式。
弓取式をする力士は横綱のいる部屋野中の幕下以下と決まっています。
それでも、その力士は大銀杏を結い、化粧廻しを締めることがこの場だけ許されます。
そこで勝利の舞をする訳です。
何一つとっても、いい意味での儀式的な”決まり”があって、それを一つずつ踏むことで総合的な美しさが整っていく。
こういう伝統を大切にする日本文化、本当に素晴らしいと思います。
そこで思ったことが一つ。
コンサートでも大事だな、と思うある作法。
お辞儀。
これ、何でもないようで実はとても大切な1カットと思います。
昨日、先週行った門下コンサートのビデオを見ていて
”お辞儀からやり直し”と思う方がいました。
相撲であれ、コンサートであれ、やはりお客様に対しての礼儀はあるべきです。
かしこまってどこそこの巨大コンクールのお辞儀の仕方をしろ!とは言いません。
でもね、お辞儀できてないと
だめ
です。
しかも、ステージに上がることでドレスアップもしているからこそ尚更。
今後は本番前全員にステージマナーチェックしていこうか、と思っています。
それは、国が、文化が、その人の心の構えが見えるのですよ。
大事ですね。
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