その4〜難関名所/イタリア滞在許可証(家族)電子カード切替



こんにちは。
音楽家の純子マッサーリア
Junko Massagliaです。





3月も下旬に入りました。
昨年3月末に始まったこのイタリア難関名所シリーズ

3/31 難関迷所/滞在許可証申請クエストゥーラ〜その1
4/3 その2〜4/3滞在許可証カード切替手続き

9/7 その3難関名所〜滞在許可証電子カード切り替え手続き


ほぼ1年が経とうとしています。
そこで昨日新たな進展があったのでご報告です。
(トリノ在住の日本人の方のご参考になれば幸いです)


昨日の午後、時間があったのでダメ元で
トリノ市チェントロにある警察移民課Questura  Ufficio Immigrazione Via Dore 3へ
出向きました。
到着したのが午後16時ちょっと前。


午前中の引き取りでのごった返しとは裏腹に
午後のこの時間は誰一人いなく、
入り口に2人の警官がいるだけでした。


私の事情を話してどうしたら良いか?尋ねました。
***↑私の事情とは、
昨年4月3日に郵便Kitで書類提出、
9月7日にアポイントで指紋収集済みだけど
今現在2024年3月20日、イタリア共和国警察移民ページWeb上で
「In Istruttoria 」(準備中みたいな意味)
から数ヶ月うんともすんとも変わらない。
どうなっているのか?
というのが私の事情***


最初はこの入り口にいる警官が外と中を行ったり来たりして対応してくれていましたが
そのうちにおそらくそこの上官の人が入り口まで出てきて
直接対応をしてくれました。
(上の人になると警官の制服着ていないところが、これまたイタリアらしい)

直接に私の書類の進歩具合を向こうのコンピューターで調べた後
私の控え書類をコピーして、何やら書き込み、
そして最後に
「こちらからあなたの書類を先に進めるよう伝えておきますから、もうしばらく待ってみてください」
と。
で、出来上がった時の引き取り方法や緊急の場合の連絡先を教えてくれました。



そして翌日の今日。
午前中に知らない電話番号から私に電話。
普段は知らない番号は電話に出ないのですが、
たまたまそこにいた主人と「この電話、どうする?受けてみる?」
といって受けたのが正解、
Questura Torino(トリノ警察署)からでした。


法改正のために提出された書類で出せる許可証の種類が変わります、
期限は5年になります(ちなみに私の許可証はこれまでは無期限だったのです)、
それに同意していただければその形でローマへ申請します、
どうしますか?



というもの。
私が申請した時から数ヶ月後に法改定したから
書類の手続きが停まっていた
と言われても私のせいじゃないのだけど、
でも仕方ないね。



電話先の女性警官は珍しくどちらかというと
イタリア人女性の穏やかなタイプの方だったので
強気で突っ込む気にもならず
「わかりました、それで結構です。よろしくお願いします」
と5年許可証で承諾した。


まあ、ちょうど5年後にまたパスポートの更新があるから
いずれにせよ情報更新しなければならないので同じことか、
ということと
5年の間に法がまた改正されるかもしれないしな、
というなんともイタリアらしき都合の良さに項垂れながら
それで進めてもらうことにしました。


それでも
ここから25日位で出ると思います、
というので
私の4月日本渡航には間に合わないわけであります。



今回も保険のようにITA AIRWAYSにしておいて良かった。
イタリアー日本直行の場合、滞在許可証引換券でも渡航が許されるから。
もしシェンゲン経由でのフライトにしていたら、
渡航すら“不可能”だった。
(↑、シェンゲン圏内は滞在許可証引換券では再入国させてくれません。
帰路で日本からシェンゲン圏内の国での入国コントロールで
強制送還させられます。要注意!)



長くなりました。

でももしかしての奇跡も有り得るので
4月に入ったら毎日Webで出来上がったか確認しようと思っています。



ということで、
イタリア共和国の滞在許可証取得は
踏んだり蹴ったりです。

(学生は異なります。ちょっとだけ)



ちなみに、Torinoだけで外国人移民は
200,000人以上だそうです。
トリノ全体の住民数が844,000人だから、
すごい割合ですよね。
ほぼ4分の1が外国人移民、というわけです。



もちろん、私の手元に滞在許可証がめでたく貰えた時には
またこちらで報告します。


いつになるんだか〜








ピアノ弾きの覚書

ピアニスト 純子マッサーリアの覚書き、ひとりごと、演奏会情報など、気ままにつづります。

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